PH計で土を測る
100円ショップの種を購入して裏書きの説明を読むと、畑の準備と言えば、種蒔き前、2週間以上前には石灰を畑にまき、有機肥料や堆肥を混ぜて土作りをしましょう、説明に書いてある。当然のことながら詳しい説明はない。
私見ですが、100円ショップの種で野菜を作る大半の人は培養土等を購入し、プランターに土を入れて種を蒔き、水をやり、後は芽がでるのを待って、生育の状態を見ながら化学肥料を与えて、様子を見ながら栽培する、と思う。私がそうでした。
裏書説明書では、畑で野菜を作るという感じがよく出ています。畑の土作りは野菜を作る上で知ってて当たり前かなっと思わされます。
私の家庭菜園は小さいけど、やるからには、少し石灰の事を考えてみようと思いました。 何故、石灰を土に混ぜ込むのか? 大体の所は見当がつくと思いますが、土壌の改善で土に石灰を混ぜ込みます。土壌によっては肥料に鶏糞などを入れ長期使用するとpHがアルカリ性に傾いてくるようです。ちなみに、アルカリ性を調整する場合は鹿沼土の細粒かピートモス(土壌を酸性にするミズゴケ類や植物の腐植化した泥炭)を混ぜ込みます。苦土石灰は100~150gを、1m×1mで蒔いて深さ10cmで耕すと酸度が1上がります。100g?って、どんだけ? ピンときません。小麦粉の量で計ると100gは約大さじ11ぱい分です。(石灰を握って撒くと2~3握りです)
(大さじ11ぱい分:大さじ・カップ写真添付)
土壌へ混ぜ込む苦土石灰の撒く量の基準はこんな感じです。
ご存知の通りPH7(ペーハー7)は中性です。下がっていくと酸性、上がっていくとアルカリ性となります。菜園は小スペースですが、小スペースゆえ、pH・温度も気になるところです。実際に、pH・温度計を使って計ってみました。
こんな感じです。
温度25℃ pH値7.0
pH値7.0 温度25℃
野菜の種類によって栽培に適している土のPH値は変わります。今回の測定は露地栽培、培養土もそれぞれpH7.0で温度25℃でした。
以前は土の温度を計るのにミニ温度計を使用していました。
その時の写真です
ピーマンの苗を育苗中のサーモです ミニミニサーモは5個いりでした
作物にとって良い土と言うのは、養分と酸度がきっちり整っていて、通気性や排水性、微生物などか多く含まれていて良い条件を充たしている土を言うようです。 pH計・温度計を使いながら今後も野菜を作りをしていきたいと思います。
Leave a Reply